ディジタル署名の公開鍵を保証するディジタル証明書
- 前回の勉強内容
- 勉強のきっかけになった問題
- ディジタル証明書は、公開鍵暗号方式において公開鍵の正当性を保証するものです。
- SSL/TLSでのクライアントとサーバでのやり取りではディジタル証明書が使われます。
- 次回の勉強内容
前回の勉強内容
勉強のきっかけになった問題
ディジタル証明書に関する記述のうち,適切なものはどれか。
ディジタル証明書は、公開鍵暗号方式において公開鍵の正当性を保証するものです。
デジタル署名だけではそもそも配布されている公開鍵が本当に正しい公開鍵(下図ではAさんの公開鍵)なのかを確認することができません。デジタル署名の解析用の公開鍵が正しいことを証明するためにはデジタル証明書を使用します。
デジタル証明書の仕組み
デジタル証明書は、証明したい内容に対して「ハッシュ化」と「秘密鍵による暗号化」を行ったものです。
証明書を信頼できる第三者機関から発行してもらうことで、公的な確認(証明)ができる仕組みです。
デジタル署名とデジタル証明書 CapmNetwork
デジタル署名単独では公開鍵が本人のものであるか確認できないが、デジタル証明書をデジタル署名に付属させることにより、データが改ざんされていないこととともに(この機能はデジタル署名単独で実現できる)、データの作成者を認証局を通して証明することができる。
デジタル証明書(電子証明書)とは - IT用語辞典 e-Words
受信者に届いたデータは、送信者からのデータであることを確認できます。
ディジタル証明書をもつA氏が,B商店に対して電子メールを使って商品の注文を行うときに,A氏は自分の秘密鍵を用いてディジタル署名を行い,B商店はA氏の公開鍵を用いて署名を確認する。この手法によって実現できることはどれか。ここで,A氏の秘密鍵はA氏だけが使用できるものとする。
ウ. B商店に届いた注文は,A氏からの注文であることを確認できる。
平成26年秋期問37 ディジタル証明書で確認できること|基本情報技術者試験.com
ディジタル証明書は、認証局(CA)と呼ばれる第三者機関によって発行された、個人や企業(のサーバ)に対する電子式の証明書です。
ディジタル証明書には「発行者ID」「主体者ID」「有効期間」などの情報が含まれ、その信頼性を保証するため認証局のディジタル署名が付されています。
平成27年春期問45 社員のスマートフォンの認証|基本情報技術者試験.com