パイプライン処理の基本を学ぶ
- 前回の勉強内容
- 今回の勉強内容 : パイプライン処理の基本を学ぶ
- パイプライン処理とは、マイクロプロセッサの高速化手法の一つです。
- スーパースカラは、複数のパイプラインで並列に命令を処理できるようにする機構です。
- スーパーパイプラインは、パイプラインの段階を細分化して多くすることで並走できる命令数を増やします。
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前回の勉強内容
今回の勉強内容 : パイプライン処理の基本を学ぶ
パイプライン処理とは、マイクロプロセッサの高速化手法の一つです。
プロセッサ内での命令処理は、複数の段階を順次行います。
- 処理の段階
- 命令の読み込み(フェッチ)
- 解釈(デコード)
- 実行(エグゼキュート)
- 結果の書き込み(ライトバック)
通常は、前の命令のサイクルが完全に終わらないと、次の命令を処理し始めることはできません。
パイプライン処理は、各段階の処理を独立して動作させることで、前の命令のサイクルが終わる前に次の命令を処理し始められます。
パイプライン処理には種類があります。
レンダリング処理の高速化に特化しているのが、グラフィックスパイプラインです。
- 英語 : Graphics pipeline
- 別名 : レンダリングパイプライン
3次元コンピュータグラフィックスで、3次元から2次元のデータを作る多段階の過程全体をパイプライン処理によって高速化しています。
スーパースカラは、複数のパイプラインで並列に命令を処理できるようにする機構です。
並列実行可能な複数の命令を,複数の演算器(パイプライン)に振り分けることによって並列に実行する。
平成31年春期問8 スーパスカラの説明はどれか|応用情報技術者試験.com
スーパーパイプラインは、パイプラインの段階を細分化して多くすることで並走できる命令数を増やします。
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