Kintoneの開発環境を作成する

Kintoneの開発環境って何?

kintone API を使った開発用に1年間Kintoneが使えるようになります。

kintone 開発者ライセンスは、kintoneのアプリケーション開発を目的として、ご利用いただける開発環境です。本運用のご利用はできません。

kintone 開発者ライセンス(開発環境) – cybozu developer network

開発環境を作成する

cybozu developer networkにアカウントを作成する

  1. cybozu developer networkを表示する
  2. 右上の[サインイン]ボタンでポップアップを表示する
  3. [cybozu developer network を初めてご利用の方: アカウント登録]リンクから登録用のポップアップを表示する
  4. 入力項目を入力して[アカウント登録]で仮登録する
  5. 入力したメールで件名が「cybozu developer networkへようこそ」のメールに書かれたURLからサイトを表示する
  6. パスワードを設定してログインする

kintone開発者ライセンスを取得する

  1. ログイン後の画面で[kintone開発者ライセンスを取得]ボタンでページを表示する
  2. 内容を確認した後で[開発者ライセンスを申し込む]ボタンで申込ページを表示する
    • f:id:ponsuke_tarou:20201201174417p:plain
  3. 申込みフォームを入力して[申込み]ボタンで申し込む
    • f:id:ponsuke_tarou:20201201174524p:plain
  4. 申し込み完了メッセージは画面上部に表示される
    • f:id:ponsuke_tarou:20201201174755p:plain
      画面が上部に移動しのでエラーがあったのかと思ったけど大丈夫だった。
  5. メールがやってくるのをしばし待つ > メールが来たら書いてある[アクセスURL][ログイン名][パスワード]でKintoneにログインする
    • f:id:ponsuke_tarou:20201201192409p:plain
      開発環境のKintoneが使えるようになった!

使ってみる

パスワード認証を使ってスペース情報取得してみる

  1. [Kintone] > [スペース]の右にある[+]ボタン > [スペースを作成]からポップアップを表示
  2. [はじめから作る] > [基本設定]タブの内容を入力([参加メンバー]タブは誰もいないので設定しない)
  3. [保存]ボタンでスペースを作成する
  4. 「ログイン名:パスワード」をbase64エンコードする
  5. 以下を実行してスペース情報を取得する
    • crul + -H X-Cybozu-Authorization:{base64エンコードしたもの} + https://{サブドメイン名}.cybozu.com/k/v1/space.json?id={スペースのID}
コード 意味 参考
-H X-Cybozu-Authorization:{base64エンコードしたもの} ユーザ認証用のリクエストヘッダ kintone REST APIの共通仕様 – cybozu developer network
https://{サブドメイン名}.cybozu.com/k/v1/space.json?id={スペースのID} スペース情報の取得用のURIとリクエストパラメータ スペース情報の取得 – cybozu developer network
# 最後の改行を出力しない(-n)ようにしてbase64エンコードする
% echo -n '{ログイン名}:{パスワード}' | base64
xxxxx==

# スペース情報を取得する
% curl -H 'X-Cybozu-Authorization:xxxxx==' https://hoge.cybozu.com/k/v1/space.json?id=1
{"id":"1","name":"はじめてのスペース","defaultThread":"1","isPrivate":true,"creator":{"code":"...

APIトークン認証を使ってアプリ情報取得してみる

  1. スペースのページを表示する
  2. [アプリ]の右にある[+]ボタンで作成画面を表示する
  3. [初めから作成] > 手頃にパーツを配置する > [アプリを公開] > [OK]ボタンでアプリを作成する
    • f:id:ponsuke_tarou:20201201210935p:plain
      手頃にこんな感じで作りました。
  4. APIトークンを生成するを参考にトークンを作成する
  5. 以下を実行してスペース情報を取得する
    • crul + -H X-Cybozu-API-Token:{APIトークン} + https://{サブドメイン名}.cybozu.com/k/v1/app/form/fields.json?app={アプリのID}\&lang=ja
コード 意味 参考
-H X-Cybozu-API-Token:{APIトークン} APIトークン認証用のリクエストヘッダ kintone REST APIの共通仕様 – cybozu developer network
https://{サブドメイン名}.cybozu.com/k/v1/app/form/fields.json?app={アプリのID}\&lang=ja フィールドの一覧を取得用のURIとリクエストパラメータ フォームの設定の取得 – cybozu developer network
% curl -H X-Cybozu-API-Token:XxxxXx https://hoge.cybozu.com/k/v1/app/form/fields.json?app={アプリのID}\&lang=ja
{"revision":"4","properties":{"カテゴリー":{"type":"CATEGORY","code":"カテゴリー","label":"カテゴリー","enabled":false},"テーブル":{"type":"SUBTABLE","code":"テーブル","noLabel":false,"label":"テーブル","fields":{"数値":{"type":"NUMBER","code":"数値","label":"数値","noLabel":false,...

f:id:ponsuke_tarou:20201201213930j:plain
明治通りで拾ったかりん、蜂蜜でつけてみた